出典 https://twitter.com/KesennumaKnit/status/710640070286381056
「気仙沼ニッティング」ご存知でしょうか?
こだわりの国産ニットを扱う小さなニット専門店です。
低価格なファストファッションが流行っていますが、流行に左右されない上質で定番の服って魅力的ですよね。
「気仙沼ニッティング」のニットは、まさにそういった一生物の服だそうです。
どんなものなのか調べてみました!
目次
気仙沼ニッティングとは?
気仙沼ニッティングは、ほぼ日刊糸井新聞(通称「ほぼ日」)でも、おなじみの糸井重里さんが発案したものです。
2011年11月の震災後、ほぼ日の支社「気仙沼のほぼ日」が誕生。
まず初めにデザイナーである三國万里子さん、斉藤和枝さん、そして社長となる御手洗瑞子さんに依頼するところからスタートしたとのこと。
そして「ほぼ日」の中で始まったニットを販売する「気仙沼ニッティング」。
少しずつ事業が進んでベースができていったそうです。
そして、2013年の6月6日に独立して株式会社となりました。
代表の御手洗瑞子さんは、凄い人!
出典・http://www.1101.com/store/knitting/
- 御手洗瑞子さん、プロフィール。
(みたらい たまこ) - 1985年東京生まれの31歳(2017年現在)。
- 東京大学経済学部卒業。
- マッキンゼー・アンド・カンパニー勤務。
- 初代ブータンフェローに就任、ブータンの経済的自立のための活動に従事。
- 震災を機に帰国し「気仙沼ニッティング」を立ち上げ
経歴に圧倒されてしまいます…。
東大卒で美人で有能!
まさに才色兼備の極みですね〜!
周囲のひとには「たまちゃん」と呼ばれているそうですよ!
とても有能で仕事がバリバリできそうなのに、「たまちゃん」ていうほのぼのした呼び方のギャップが魅力ですね。
笑顔が素敵なので、親しみやすそうな雰囲気もありますね。
著書も人気!
御手洗瑞子さんの著書「気仙沼ニッティング物語」は評判が高く、面白いので一気に読めます。
究極のこだわりニット!
御手洗さんたちは、アイルランドのアラン諸島を訪ねています。
そして本場のフィッシャーマンズ・セーターを実際に見て感じ、毛糸作りから始めたそうです。
なんと羊を選び、ブレンドするところから始めるというこだわりよう。
京都のAVRILさんと、試行錯誤を重ねて開発したそうです。
気仙沼ニッティングのテーマ?
糸井重里さんが書いたメモが、気仙沼ニッティングの方向性を決めたそうです。
大事にされているという感じ。
そのセーターを着たときに、
わたしは大事にされていると、
すっと口元がほころぶ。
それが、うれしいセーター。
素敵なキャッチコピーというか詩ですね〜!
大事にされていると思えるようなセーターってとても暖かそうで素敵ですね〜!
欲しくなってしまいます。
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2年待ちも?高いだけの価値がある!
@KesennumaKnit 気仙沼ニッティング、すんごく素敵ですんごく欲しいんだがいかんせん位魔の僕のお財布事情では手が出ない。。。ニッティング貯金しよう。
— A.Yamazaki (@Akinori_Yama) 2016年11月1日
気仙沼ニッティング、繊細な感じがしてとても欲しいけどとてもお高い…人の手で丁寧に創り上げられるものは高い…
— 体育会系 (@mgmgponpokorin) 2016年11月5日
大好きな「気仙沼ニッティング」
私もいつかここのニットを手にしたい。
できることなら、編んでみたい。 https://t.co/A69JWw9O5b— mitsurin (@mitsurin_alfee) 2016年3月18日
気仙沼ニッティングは全て手編みで作られています。
そして定番商品のアランカーディガンは、なんと15万円(税込151200円)!
やはり、驚きの価格ではありますよね…。
でも、オーダーメイドですし、こだわりのオリジナル毛糸を使い、手編みのくっきりしたアラン模様のカーディガンは芸術品とも思える美しいもの。
一着作るのに50~60時間もかかるそうです。
編み手さんたちにきっちりと給料を払えるようになっているそうです。
だからこそ、編み手さんたちも、責任と誇りを持ってお仕事をされています。
少しでも、サイズなどが違うとなると10時間かけたものであろうと、ほどいて編み直すそうですよ!
オーダメイドのカーディガンは、現在2年待ちとなっているようです!
既製服のニットも、生産が追いつかないほど人気のようです。
「被災地であること」は関係ない?
「被災したかわいそうな人が作ったので買って下さい」という姿勢で作られた商品は、どうしても風化とともに売れなくなってしまいます。でも私たちは、一切妥協せずお客さまが本当に欲しいと思えるものを作りました。その差だと思います。先日エチュードを買ってくれたある有名海外ブランドのバイヤーさんは、うちの起業ストーリーを知らずに気仙沼ニッティングの商品に興味を持ってくれました。
確かに、「被災した方が作ったもの」は長い目で見たとき、選ばれ続ける理由にはならないですよね。
本当に上質で素敵なものは、産地がどこだって関係ないですね!
どこで買える?
気仙沼ニッティング商品の購入方法。
- 気仙沼のお店『メモリーズ』で買う
- インターネット購入
- メールや電話注文
- 展示会など
だそうです。
詳しくはこちら→http://www.knitting.co.jp/s/store/buy/index.html
浅田真央のにっぽんスマイル⑩【2015/5/4】https://t.co/qLVIqeALy2
浅田真央のにっぽんスマイル⑪【2015/5/11】https://t.co/ZYfbboBbPz
気仙沼ニッティングの御手洗瑞子さんhttp://t.co/H6H2OO16YJ
— keroushi (@keroushi) 2015年5月13日
気仙沼のお店。
ブルーに塗られた木目がとてもオシャレ!
ヨーロッパ風のカラーとデザインですね!
エチュードも人気!
定番商品のひとつ、エチュードというレディメイド(既製品)のニットがあります。
プルオーバーでシンプルだけど、上部にジグザグの編模様があってシンプル過ぎないところがオシャレです。
お値段は、75600円(税込)。
気仙沼ニッティングのエチュードの「冬の海」、すごくほしいけれど、なかなか買える値段ではないんだよなあ。 pic.twitter.com/8S99aQxsoO
— エセ文学少女エミリー (@emilyandtommy) 2016年1月19日
細身のエチュード・ペンシル
エチュードのアレンジバージョン?
エチュード・ペンシルという少し細身のタイプも人気のようです。
こちらは、お問い合わせすると購入可能かもしれないようです。
いずれは、オンラインショップで購入できるようになりそうですね!
「エチュード・ペンシル」はまだオンラインストアでは取り扱っていませんが、気仙沼のお店「メモリーズ」にはご用意しています。またメールでのお問い合わせもお受けします。ご希望の方は、store@knitting.co.jpまでご連絡ください。ご希望の色の在庫を確認してお返事します。 pic.twitter.com/ZK3MJ8qKhl
— 気仙沼ニッティング (@KesennumaKnit) 2016年10月17日
デザイナーの三國万里子さんの本
三國さんは、小さな頃から編み物に親しんでいたそうです。
大学のころから洋書を中心にテクニックとデザインの研究を深め、創作に没頭。
毎冬に個展を開いているとのこと。
さいごに
お気に入りの服を着ると、気分が上がることありますよね!
丁寧に丹精込めて作られた気仙沼ニッティングのニットは、間違いなくそういう服なんだろうなと思いました。
きっと憧れている方が、たくさんいるのだろうな〜!
いつか手に入れてみたい!と思います♪
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