ライスミルクってご存知でしょうか?
米から作った飲料のことで、低脂肪・低カロリーでありながら、栄養価が高く欧米では大人気です。
牛乳、豆乳に続く、第3のミルクと呼ばれる、ライスミルク。
その効能と、近年ブームになっている甘酒との違いも併せて、ご紹介しますね。
ライスミルクって何?
ライスミルクの基本原料は、玄米(白米)と水のみです。
白米よりも栄養素が豊富な、玄米で作られていることが多いようです。
市販されているライスミルクは、甘味料等の独自の工夫を加え飲みやすくしているものもあります。
お米そのものの風味を味わうことができます。
玄米には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富にふくまれており、これだけでほとんどの栄養を摂取することができ、健康効果が期待できます。
料理にも、牛乳や豆乳代わりに使えますので、牛乳や大豆アレルギーの方も利用できますね。
簡単に作れる!
シンプルなものなので、炊いた玄米大さじ1~2と水200mlをミキサーにかければ、簡単ライスミルクの出来上がりです。
そのままだと、薄いお粥のような感じなので、オイルを加えコクを出すと飲みやすいです。
ココナツオイルもオススメです。
さらに、メープルシロップやシナモンなどをお好みで加えて、美味しく飲みましょう。
でも長持ちはしないようなので、飲む前に、その都度作りましょう!
ライスミルクの栄養と効能
GAVAで、リラックス効果も!
ライスミルクの原料、玄米に含まれるGAVAは、アミノ酸の一種で脳の神経伝達物質の材料の1つです。
GABAにはストレスを抑制し、気持ちを落ち着かせてくれる効果があるとされています。
現代はストレス社会、ほとんどの人は、何かしらのストレスを抱えてますよね。
言うまでもなく、ストレスが過剰になると、体調やお肌が不調になったり、ダイエットが上手くいかなくなるなど、様々な弊害が起こります。
GAVAを摂取してみるのも、ストレス解消法の1つかもしれないですね。
ビタミンB1、ビタミンB2が豊富!
原料である玄米は、ビタミンB1が豊富です。
ビタミンB1は体内で糖分と結びついてエネルギー変わり、糖質の代謝を向上させてくれます。
ビタミンB2は、脂肪の代謝を促す働きをしてくれます。
血糖値を下げる働きもあるそうですよ。
ダイエットにも効果的なんですね!
ビタミンEで、美肌・美髪効果!
ライスミルクのビタミンEなどの成分が、老化の原因となる体内の活性酸素の発生を抑え、肌や髪を艶やかにしてくれるといいます。
シミやシワを防ぎ、メラニン色素の生成を抑える効果が期待できます。
ミネラルも豊富!
ライスミルクには、骨や血液の材料となるカルシウムや鉄などの、ミネラルが豊富に含まれています。
これらは体内で作ることのできない栄養素なので、食事から取り入れることが必要です。
ライスミルクには、白髪や脱毛を防ぐミネラル成分、セレニウムも含まれているんです。
食物繊維、カリウムも豊富
また、豊富に含まれる食物繊維などにより、代謝がよくなり、美肌効果も期待できます。
代謝がアップすると、肌のターンオーバーが正常に行われるようになり、肌の再生能力が高まります。
食物繊維が、老廃物を体外に排出するので、便秘解消効果が期待できます。
さらに、カリウムが体内に余分に溜まった水分を出すため、むくみ改善などの効果が期待できます。
味は?「まずい」という意見もありますが…。
ライスミルクに限らないですが、商品によってちょっと味が違います。
今までで、私が美味しかったと思ったのは、
・有機発芽玄米ギャバライスミルクです。輸入ものですが、外国産ぽくないというか、クセがあまり感じられませんでした。
発芽させることで甘みを出しているそうで、もちろん砂糖は入ってないのに、結構甘かったです。
・GEN−MY・米糖化飲料も甘みがあって香ばしく、麦こがしを思い出す味です。
・キッコーマンのライスミルクも、クセが少なくてあっさりしていて美味しかったです。
コーヒーにいれても、違和感なく合いました!
甘酒との違いは?
ライスミルクは、玄米(白米)を細かくして水と混ぜたものです。
一方、甘酒は発酵食品の1つで、持っている栄養素も違います。
ライスミルクにあるGABAは甘酒にはないですし、カロリーはライスミルクの方が断然低いです。
ですが、甘酒は腸活に使われるほどデトックス効果が高いので、ダイエットには向いているんです。
例えば美白効果のあるコウジ菌など、甘酒にはライスミルクにはない栄養素もあるので、目的や体調で使い分けるといいですね。
甘酒は「飲む点滴」と言われるスーパードリンク!
甘酒は近年、「飲む点滴」とも言われ、栄養価の高い飲み物としてブームになり注目されています。
昔から甘酒は日本人を支えてきた飲み物です。
夏の暑気払いに、甘酒を飲む習慣があったため、俳句の夏の季語に「甘酒」もあるそうですよ。
米麹の甘酒を!
本来の甘酒は、米麹から手間をかけて作るものです。
麹菌が、甘酒の原料であるお米を醸すことで、発酵します。
砂糖を入れなくても、麹の糖化でとても甘くなるんです。
そして、100種類以上の酵素を生み出し、さまざまな栄養と美容効果が期待できるのです。
「飲む点滴」と言われるように、栄養剤に成分が似ているといわれるのは、こうして作られた米麹甘酒のことなんです。
でも、市場に出ている甘酒は、酒粕を使った「甘酒もどき」が多いといいます。
甘酒と名前はついているけど麹が使われていないものが市場の8割以上とも言われてます。
酒粕から作る甘酒は、甘味を加えるないと甘くないので、砂糖など甘味料が添加されているものが多いです。
本来の「甘酒」を期待する方は、きちんと原材料などを確認して購入しましょうね。
手作り甘酒もオススメ!
また、酵素は高温には弱く、市販のものは加熱処理されてる場合もあるので、気になる方は手作りがおすすめです。
炊飯器やポットで作れますし、時間はかかりますが、作る工程は簡単です。
様々なレシピがあるので、お気に入りを見つけてみましょう。
美味しい玄米食を取り入れるのも!
わざわざライスミルクを飲まずとも、食事で玄米の栄養を摂りたい!という場合は、こちらの炊飯器もおすすめ!
愛用中のなでしこ健康生活炊飯器です。
発芽玄米が簡単に炊けます。
参考記事→なでしこ健康生活炊飯器で酵素玄米(寝かせ玄米)作り方!効果&口コミ感想
まとめ
ライスミルクは、普通のスーパーでは中々手に入らないですよね。
通販では、輸入品なども含めたくさん種類がありますので、興味ある方は探してみてください。
美容にも良いライスミルク、もっと流行って、スーパーなどにも並んで気軽に買えるようになると良いですよね。
通販では、輸入品なども含めたくさん種類がありますので、興味ある方は探してみてください。
美容にも良いライスミルク、もっと流行って、スーパーなどにも並んで気軽に買えるようになると良いですよね。