お餅の入った甘くて美味しいぜんざい、寒い季節に食べたい和スイーツ代表ですね!
あずきスープで話題の小豆は、様々な効能がある食材で、マクロビオティックにもよく使われます。
また、餅は消化が良くて腹持ちの良い食材で、満足感があり、朝食やおやつにピッタリ。
小豆の栄養価と砂糖を使わないで作るヘルシーなぜんざいのレシピをご紹介します。
目次
小豆は栄養価の高い食品
漢方や民間療法にも使われていた小豆
日本では古事記にも登場するほど古くから食べられていました。
漢方や民間療法では、解毒、むくみの解消に効果があるとされてきました。
母乳の出を良くすることでも有名ですよね。
たんぱく質豊富
小豆は必須アミノ酸を含むたんぱく質を多く含んでいます。
食材に含まれる必須アミノ酸のバランスの良さを、評価した値をアミノ酸スコアといいます。
100を最高とする採点法で、一般的には植物性食品のスコアは低いのですが、小豆は82と高いのです。
あの小さな粒に、素晴らしい良質なたんぱく質を持っているのですね。
ポリフェノール
小豆はワインの2倍ものポリフェノールを含んでいるそうです。
ポリフェノールは、生活習慣病や、抜け毛の原因とも言われる活性酸素を除去し、動脈硬化、心臓病を予防します。
また、免疫力を強化し、抗アレルギー作用、がん予防の効果があるといわれています。
ビタミン豊富
小豆は、ビタミンB1、B2などのビタミン類を豊富に含んでいます。
ビタミンB1は、神経の機能を正常に保ち、糖質をエネルギーに変えてくれるので、お餅との相性抜群です。また疲労回復の効果もあるので、疲れた時にも摂りたい成分です。
ビタミンB2は皮膚を健康に保ち、ビタミンB6はタンパク質の代謝、神経の働きやホルモン調節に役立ちます。
ミネラルも豊富
小豆はミネラルも豊富にふくまれています。
特に多く含むのが、カリウムや鉄分です。カリウムには、高血圧予防、むくみ解消作用があります。
鉄分は特に女性に不足しがちなので嬉しい栄養素ですね。
また、サポニンという皮に含まれる成分は、利尿作用、血液浄化作用があります。
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美容とアンチエイジングに!砂糖不使用のぜんざいレシピ
砂糖の代わりに美容成分たっぷりのデーツを使用
デーツはナツメヤシとも呼ばれます。
甘くてねっとりとした食感で、ミネラルの宝庫と呼ばれるほど様々なミネラルが含まれています。
ビタミンも豊富で、美肌を作り、自律神経を安定させ、新陳代謝をあげてくれます。
その健康と美容効果で、クレオパトラも食べていたと言われています。
※小豆を煮ると出るアクは、抗酸化作用を持つサポニンと呼ばれる有効成分なので、アクをとらずに作ります。
材料(4人分)
小豆…1カップ
デーツ(ドライフルーツ)…8~10個
餅…4個〜お好みで
塩…少々
1、小豆と水3カップを鍋に入れ蓋をせずに中火〜強火で煮込む。アクが出ますが取りません。
2、水がなくなってきたら、弱火にして、更に3カップの水を入れ、蓋をして弱火にします。
3、柔らかくなったら、種を取ったデーツと塩を加え10~15分程度煮込みます。
4、焼いたお餅を器に入れて、小豆煮をかけて完成です。
上品な甘さが、ホッとさせてくれます。
甘さはデーツの量で調整してください。
デーツは食べすぎると太ったりと弊害もあるので、1日3〜4個にしましょう。
美味しいぜんざいで、美容効果もアンチエイジング効果も手に入るなんて嬉しいですよね。
今年の冬は、小豆の力を食生活に取り入れて、美しく元気に過ごしましょう。