アボカドは「森のバター」とも言われ、その栄養価はギネスブックにも載っているほど豊富です。
マグロのトロにも似ていて、マグロの赤身とアボカドの組み合わせもよく見かけますよね。
濃厚でクリーミー、大人気のアボカドですが、健康だけでなく美容にも良いのです。アボカドの天ぷらやオーブン焼きなど加熱する料理も人気ですが、加熱のデメリットなど気になるところをチェックしてみましょう。
目次
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アボカドの栄養素
良質な脂肪分
約2割を占める脂肪分がありますが、良質な脂肪酸です。オレイン酸やリノール酸、リノレン酸などが含まれ、血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれます。血液をサラサラにしてくれるので、動脈硬化予防、血栓症予防にも役立ち、抗酸化作用もあります。
タンパク質
アボカドに含まれる、タンパク質の一種であるグルタチオンは強力な抗酸化作用があり、肝臓病の予防などに効果的です。
ビタミン類
エネルギー代謝を促進す効果のあるビタミンB群が含まれています。ビタミンB群の1つ、妊婦さんに必須の葉酸も豊富に含まれています。
また、強力な抗酸化作用があり、活性酸素を抑え老化を防ぐ働きのあるビタミンEも豊富なので、アンチエイジングにも効き目があります。他ビタミンAとビタミンCも含まれています。
ミネラル
さらに、カリウム、マグネシウム、リン、鉄など17種類のミネラルがアボカドには含まれています。
中でもカリウムは、リンゴの約7倍と多く含んでいます。余分な塩分や水分を排出し、むくみや高血圧を防いでくれる働きがあります。
食物繊維
食物繊維も豊富で、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が、便秘解消に理想的な比率で2:1の含まれています。
加熱するとビタミンは減少します!
固いアボカドは追熟してから食べましょう。
残念ながら、加熱してしまうとビタミンBとCは壊れて減少するので、全ての栄養素をしっかり摂るなら生食しましょう。
また、アボカドは空気に触れると色が悪くなっていくので、少量のレモン汁で色を止めましょう。
オリーブオイルでも色止めできますよ。
トマトとの組合わせがgood!
トマトに豊富なリコピンは、脂肪分と共に摂ると吸収率がアップします。
トマトとアボカドをオリーブオイル、塩こしょう、バルサミコ酢などで和えると、簡単に栄養価の高い美味しいサラダができますよ。
ハチミツと合わせるとスペシャルスイーツ!
私の一番お気に入りの食べ方です。
半分に切ったアボカドにハチミツをかけると、
とびきり美味しいスイーツになります。
ハチミツは体と脳の両方にとって、吸収の早いエネルギー源になるので 朝食にもピッタリです。
クリーミーな甘さがやみつきになります。
ぜひ試してみてください!
ヨールグトを加えても、美味しいです。
切ってみたら固い!生ではちょっと…という時は、加熱して美味しく食べましょう。
・ラップして1分ほどレンジにかけると柔らかくなります。
・フライパンでバター焼きにしたり、トースターでチーズを乗せて焼くのも美味です。
・天ぷらにしても美味しいのでオススメです。ぜひ塩で食べてみてください!
アボカドの選び方
熟しすぎてないものを
真っ黒すぎず、緑と黒の中間くらいのものがベストです。
皮にツヤとハリがあり、持ってみて少し弾力があるものがオススメです。
すぐに食べない場合は緑のものを買ってきて、常温で保管して追熟させます。
追熟を止めたくなったら、冷蔵庫に入れると止まりますよ。
間違えてすぐに冷蔵庫に入れてしまうと、追熟できなくなり、固いままになってしまうので注意して下さいね!
アボカドは高カロリー
栄養価の高いアボカドは、カロリーも高いです!食べ過ぎには注意しましょう!
1日半個を目安にして、色々な食べ方で美味しく健康的に、食生活に取り入れていきたいですね。