レンコンの美味しい季節になりました。
スーパーで見かけても、ちょっと高くて敬遠されがちなイメージもあるレンコンですが、栄養価も高いのです。
女性にとって嬉しい美容成分もたっぷり含んでいるので、たくさんの効能と、選び方についてお伝えします。
目次
レンコンは美味しくて栄養たっぷり
肉も魚もない時、野菜でメイン料理を作りますが、私にとって一番頼れるのがレンコンです。
むっちりしてて歯ごたえがあって、満足感があります。
特に衣をつけたものがメインにはピッタリで、焼いても揚げても美味しいんです。
素揚げや天ぷらはもちろんですが、鶏肉などと同じように下味を付けてから小麦粉や唐揚げ粉などをまぶして調理すると、とってもボリュームのある一品になりますよ!
レンコンで元気に美しく
ビタミンCたっぷりで風邪予防、美肌効果、ポリフェノールの抗酸化力で細胞のサビつき、老化を抑制してくれます。また、ムチンには粘膜を潤す働きがあり、ヒアルロン酸を増やしてくれる効果があるそうですよ。
レンコンは、アンチエイジングにも有効なんですね。
胃腸に優しい
レンコンに含まれるアクに、タンニンと呼ばれるポリフェノール類が含まれています。
このポリフェノールには、炎症を抑えたり、止血する効果があります。
このムチンとタンニンが、胃腸を保護してくれて、正常に保つ作用が期待できるのです。
胃腸が弱っている時、病み上りなどにも最適ですね。
むくみや便秘解消にも
食物繊維も含まれているので、便通を良くしてくれます。
さらに、カリウムも多く含んでいるので、余分な水分、老廃物を流して、むくみを解消してくれます。
冬に多い喉のトラブルにも
昔からレンコンをおろした搾り汁は、喉の痛みや咳、痰に効くとされていて、民間療法としても有名です。
乾燥やホコリなど外気の刺激から喉と気管支の粘膜を保護し、炎症を抑えて咳が出るのをしずめます。
喘息にも効くと言われています。
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良い蓮根の選び方・おすすめレシピ
レンコンを買う時
レンコンを買う時は、全体が丸っこいものが良いです。ふっくらとハリがあり、クリーム色で、ずっしりと重さがあるもの、節の部分がキュッと細くしまっているものを選びましょう。穴の数が9〜10個くらいで均一に並んでいるものがオススメです。妙に白っぽいものは漂白されている可能性があるので避けましょう。あと、できるだけ傷が付いてないものを探してみてくださいね。
保存は呼吸ができるように新聞紙に包んでビニールに入れて野菜室にいれてください。
グリルで超簡単!焼きレンコンのレシピ
私がよく作る、とっても簡単で美味しいレシピを紹介します。
ビニール袋で作るので、洗い物も少なく楽ですよ。
材料
レンコン…1節
醤油…大さじ1
小麦粉…大さじ3
油…大さじ1
にんにくすり下ろしorみじん切り(なくても可)…小さじ1
1、レンコンは7~8mm程度にスライスして、水にさらす。
2、ビニール袋にレンコン以外の材料をすべて入れる。
3、水気を切ったレンコンをビニールに入れよく混ぜる。
4、魚焼きグリルに、アルミホイルを敷いて、レンコンを並べ弱火で焼きます。
5、5分ほど経ったら様子を見て、ひっくり返す。両面焼き色がつけば完成。
七味をかけても美味しいです!
レンコンは、おめでたい野菜
レンコンは穴から向こうが見えるので「見通しが良い」と言われ縁起の良い食べ物とされています。
レンコンの持つ栄養と美容パワーを活用すると本当に見通し良くなりそうですよね。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という諺もあります。
ハスは泥の中に長くいても、美しく汚れなき花を咲かせるところから、汚れた俗世に染まらず清廉潔白でいることという意味です。
そんなことを思うと、レンコンを食べる時、清々しい気持ちになりますね。