炊き込みご飯、美味しいですよね。
特に今の季節はキノコの炊き込み御飯を、よく作ります。
一品で野菜とご摂れるので、品数をたくさん食べれない、小さな子供も食べやすい便利なメニューです。
炊き込み御飯のコツと栄養についてご紹介します。
目次
キノコ類、凍らせて使えば旨み3倍!
キノコの水分が凍ると体積が増えて、グアニン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸などが旨み成分が増えるそうです。
ですから、キノコ類は買ってきたら冷凍しておくと便利です。
パックを開けたら洗わずに、ほぐしてから(シメジやえのきは石づきを取ってから)冷凍します。
ジップロックなどに小分けにしておくと、いいですね。
私は安い時に多めに買っておき、冷凍しておきます。
冷凍したものは、1ヶ月以内には食べきりましょう。
ただ、調理法によって、水分の多いエリンギやマイタケは歯ごたえが悪くなる場合もあるようなので、メニューによっては生のまま調理してください。
炊き込み御飯は問題や、他にも細かく刻んだり、煮込んだりするメニューは大丈夫です。
芯が残らないようにするには30分浸水させる!
芯を残さず、しっかり味をつけたい時は注意点があります。
それは、お米を研いだあとにお水だけを給水させることです。
30分程度、水に浸けておきましょう!
お米を洗ってすぐに醤油など塩分のある調味液につけると、水分がお米に入らず生っぽい芯の残った炊き上がりになってしまうことがあるんです!せっかく作ったのに、芯が残る状態だったらショックですよね!
ですから、しっかり給水させてから、一旦ザルにあげてください。
そして、お米を炊飯器に入れて、調味料を全て入れてから、炊く合数の線まで水を入れて軽く混ぜてください。
調味液につけたらすぐに炊くことが大事です。
具は上に乗せるだけで混ぜないでくださいね。
でももし芯が残ってしまったら?
器によそって、少し水分をふりかけてレンジでチンしてみてみる、あるいは鍋で雑炊にしてみてください。
給水する時間がないときは?
薄味にすれば大丈夫です。うちでは来客時以外は薄味で、給水時間を取っていません。
お米2号に対して、醤油小さじ1程度なら給水時間がなくても大丈夫です。
味が濃い目のおかずと食べると良いですよ!
我が家では、虫歯予防にもなる、ちりめんじゃこやシラスを乗せて食べます。昆布の佃煮も相性抜群です!
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簡単キノコの炊き込みごはんのレシピ。(薄味です!)
材料
・米…2合
・冷凍しておいた、シメジとマイタケ…各1パック
・人参、油揚げ…適量
・酒…小さじ2
・醤油…小さじ2
・だしの素……小さじ1
・昆布…1枚(10センチ程度)
1 洗ったお米に2号弱まで水を入れて、だしの素と酒、醤油を入れ軽く混ぜ、その上に昆布一枚(10cm程度)をバキバキ割りながら乗せます。
出汁として入れるのですが、私はそのまま具として食べます。(取り出したい方は割らずに入れてくださいね。)2、冷凍しておいたキノコ類を乗せ、油揚げや細切りの人参をのせます。
3、混ぜずにそのまま炊飯スイッチを押して、炊き上がりを待ちます。
キノコの栄養素
マイタケ
カリウムや鉄などのミネラル、ビタミンB群やビタミンD、たんぱく質、食物繊維などが豊富です。
注目されるのがベータグルカンという成分です。
抗酸化力が高く、免疫力を向上させるので、がん予防成分として期待されています。
エリンギ
中性脂肪の吸収を抑制します。また、余分な塩分を排出し、むくみを改善するカリウムや、美肌に欠かせないビタミンB2も豊富に含まれています。
シメジ
骨を丈夫にするビタミンD、整腸作用のある食物繊維が豊富です。
香りマツタケ、味シメジ、といわれるようにアミノ酸による旨み成分があり、生活習慣病を改善、予防する働きがあると言われています。
キノコの炊き込みご飯が炊けてくると、キッチンが美味しそうなキノコの香りでいっぱいになります。
美味しいキノコの栄養をしっかり摂って、食欲の秋を満喫しましょう!