ビーポーレンを知ってますか?
bee(蜂)+ pollen(花粉)でビーポーレン、花粉荷、花粉だんご、蜂花粉とも呼ばれます。
2017年に流行りそうと言われるスーパーフードの1つで、花粉症などに効果があるとされています。
どんな食品なのでしょう?
その効能と、注意点をチェックしてみました。
ヨーロッパではパーフェクトフードと呼ばれる栄養食品
ミツバチは花の蜜を集める際に、体についた花粉と蜜を足でこねて「花粉だんご」を作ります。
この花粉だんごがビーポーレンです。
ビーポーレンは幼虫たちに食べさせるエサであり、大切な栄養源なのです。
これは働き蜂が作るローヤルゼリーの原料でもあります。
ヨーロッパにおいては、パーフェクトフードと言われるほど、この花粉には栄養があります。
必須アミノ酸を全て含むタンパク質、脂肪、炭水化物、各種のビタミン、ミネラルなど、私たち人間に必要とされる栄養素が90種以上、ほぼ全て含まれているんです!
栄養価が高いことで有名なロイヤルゼリーも、ビーポーレンの栄養価にはかなわないそうです。
「ビーポーレンの栄養価を超えるものは存在しない」とも言われてるんです。
免疫力アップ、花粉症に効果的!
ビーポーレンの原料は花粉なのに、花粉症の人に効くというのはなぜでしょうか?
花粉症の原因となる、スギ花粉やヒノキ花粉は大気中を風によって飛び回る「風媒花粉」と呼ばれています。
一方で、ミツバチが集める花粉は「虫媒花粉」と呼ばれ、花粉症を引き起こすものではないそうです。
ビーポーレンには、リノール酸やビタミンA、B群、C、Eなどが多く含まれます。
これらの栄養素は、免疫力を向上させ、抗アレルギー作用があるのです。
アメリカの研究では、ビーポーレンが花粉症や喘息、鼻炎などのアレルギー症状に対し改善が期待できると発表されているそうです。
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美肌効果、アンチエイジング効果も!
ビーポーレンには、ビタミンB群が豊富に含まれています。
代謝の促進を助け、新陳代謝のあげてくれるので、ダイエット食品としても理想的です。
また、ビタミンB2は肌の粘膜を保護し、丈夫で美しい肌を作るのに欠かせない栄養成分です。
ビタミンB群全てを含むビーポーレン、美容家たちに大人気なのも納得ですよね。
さらに、ビーポーレンには、抗酸化作用のあるビタミンCやEも含まれています。
そして細胞の老化を防いでくれるミネラル、抗酸化酵素のセレンが含まれているのでアンチエイジング効果があると言われています。
ビーポーレンの注意点、副作用!
ビーポーレンは花粉症の原因になっている花粉とは違うものの、アレルゲンになる可能性もあります。
特に花粉症やアトピーなど、元々アレルギーを持っている人は注意が必要です。
アレルギーを持つ方で、アナフィラキシーショックを起こしたという報告もあります!
現在アレルギーを持っている方は、医師に相談してからの方が安心だと思います。
また、ハチに刺されたことがある方や、針毒アレルギーがある人の方も更に副作用の心配があります!
必ず医師に相談してからにしてください。
アレルギーがない方も、体質など個人差があるので初めはごく少量から初めて、必ず摂取量を守ってください。
また妊娠中や授乳中の方、小さな子供は摂取を避けた方が良いと思われます。
精製する過程で様々な花粉が混在したり、蜂の足やふんの部分にくっついている花粉を取り除く際、誤ってもぎとられた蜂の足が混じるなど、品質が安定しない製品ができあがる場合もあるそうです。
購入する場合は、必ず信頼できるものを選びましょう。
ビーポーレンは、加熱すると壊れてしまう栄養素があるので、加熱せずに食べる食品です。
信頼できるお店で、品質の高い製品を選んでくださいね。
そのままヨーグルトやスムージーにかけたり、サラダのトッピングにしたりして食べます。
ほんのりとした甘みと苦みがあります。
ビーポーレン、すごい栄養価と効能ですよね。
オーガニックのものや、国内の信頼できる養蜂場のものも良いかもしれません。
でも、効能だけに飛びつかず、副作用などのリスクを考えてから自己責任で摂取しましょう!