大人のカジュアルコーデに欠かせない『帆布バッグ』。
丈夫で使いやすく、こなれ感のあるオシャレに大活躍!
季節や年代問わず人気のバッグなので、欲しいけど、帆布についてよくわからないという方も。
そこで、帆布の読み方や意味、お手入れ方法などについてご紹介したいと思います。
目次
帆布バッグとは?
帆布とは、平織りで織られた厚手の布のこと。
糸は綿や麻・亜麻などが使用されています。
元々帆布は物資輸送するための大型船が、風を受けて進行するための「帆」に使われていたもの。
現在はその丈夫で通気性の良い特徴を生かし、バッグや靴、テントや油絵のキャンバスなどにも使用されています。
帆布・号数の意味は?
帆布には「〇〇号生地」などの表示を見かけることがありますね。
号数によって、帆布の元になる糸の撚りあわせの糸の数が違います。
号数の数字が小さいほど厚く重く、数字が大きいほど薄くて軽くなります。
読み方は?
【帆布】と書いて、なんと読むか悩む人もいるかと思います。
「ほぬの」や「ほふ」と読んでしまう方も。
正確には『ハンプ』と読みます。
でも辞書で調べてみると「ほぬの」も「ほふ」でも同じような意味合いです。
でも、詳しく見てみると「ほぬの」は『帆に使う材料』。
「はんぷ」は『帆・テント・荷物のカバーなどに用いる厚手の布』。
なので、「帆布バッグ」の場合、一般的には「ハンプバッグ」と読みます。
バッグだけでなく靴やテント、エプロンなど、帆布を使用した製品は沢山あります。
使えば使うほど風合いが出るのも魅力の1つ!
日本製が人気!
日本で帆布の産地といえば、岡山県倉敷市が有名ですね。
倉敷は、温暖な気候と豊富な水源が綿花栽培に適した環境であったことや、真田紐や小倉帯などによって糸を撚り合せる技術が磨かれたことがきっかけとなり、明治以降は帆布作りが発展していったそうです。
日本帆布の約7割が倉敷で生産されているとか!
他に、広島県の「尾道帆布」、滋賀県の「高島帆布」なども!
昔ながらの製法を守りながら、日本の伝統の品として愛されています。
おしゃれコーデに大活躍!
帆布バッグは1年中人気がありますが、特に春から夏にかけて注目度が上がります。
活動的でナチュラルな雰囲気が、気取り過ぎずリラックスしたこなれ感のあるコーデに大活躍。
年齢問わず人気で、ファッションのアクセントにもなるので、1つは持っていたいものですね。
洗濯&お手入れ方法
普段のお手入れ法
- 雨などで濡れたままにしておくと黄ばみの原因になるので、ハンガーにかけて風通しの良いところで保管しておくと良い。
- 雨水や汚れ防止のために、防水・撥水スプレーをするのがおすすめ。
スプレーする際には、しっかりトートバッグが乾いている状態でしましょう。 - アイロンももちろんできますが、プリント部分は避けます。
- 帆布以外にも部分的に別の素材が使われているものは、クリーニング店で相談するのが安心ですね。
持ち手の汚れの洗濯法
トートバッグだと持ち手の汚れが特に目立ってきます。
その汚れの原因となるのは、やはり手で持つために「皮脂汚れ」がメイン。
この皮脂汚れをしっかり落とすには、洗濯機で洗う前に、事前に皮脂汚れを落としておくことがポイントですね。持ち手の皮脂汚れを落とすのには、手を洗うための固形石鹸がおすすめ!
弱アルカリ性の固形石鹸で事前に汚れを落としておくと、水で洗った時に高い洗浄力を発揮します。
トートバッグ全体のお洗濯法
帆布を使用しているトートバッグは、比較的大きいサイズのものが多く、汚れが目立ちやすいものも!
かといって、そのまま洗濯機に入れて洗ってしまうと、型崩れをしたり色があせてしまう可能性があります。
なので、帆布トートバッグ全体のお洗濯には、まず手洗いで汚れを落とすことがベスト。
持ち手の汚れを落とすお洗濯法と同じように、固形石鹸で汚れが気になる部分に塗ってこすり洗いで落としていきましょう。
でも、帆布にプリントされている部分は剥がれてしまうこともあるので、直接固形石鹸を塗るのは避けましょう。
その後の洗濯は、洗濯機に水を張ってからトートバッグを入れると良いそうです。
38〜40℃程度のお湯を使うとベストで、汚れが落ちやすいです。
脱水はしすぎるとシワの原因になるので、弱脱水1分程がおすすめ。
干す時の注意
- 帆布トートバッグは脱水するとシワが強くつき、そのまま干すとシワがついたまま乾いてしまいます。
洗濯機から出したら両手でパンパンと叩いて大きなシワを伸ばしてから干しましょう。 - ハンガー2本に持ち手を一本ずつかけて干すのがオススメ。
トートバッグの中まで空間ができ、しっかりと乾燥させることができます。 - 干す場所は、なるべる陰干しになるように。
日のある場所での長時間干すと、色があせてしまう可能性が!
帆布オススメバッグ
帆布を使ったオススメバッグは、こちらをご覧ください^ ^。
まとめ
帆布についてご紹介しました。
お手入れ方法など参考にしてもらえると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。
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